倒れました。。

倒れました。。

こんにちは。

長野県下諏訪町に焙煎所があります

「観音崎珈琲」のシマダミライです。

今日のブログはちょっとした最近の出来事を紹介します。

実はちょっと体調を崩してしまい、

入院していました。。

今回の入院で多くの方に多大なご迷惑をおかけしてしまった事を深くお詫び申し上げます。

このブログを書いている現在もまだ病室に居るんです。

流行り病の567ではありません。

急性喉頭蓋炎という病名でした。ネットで調べたらインフルエンザ系?の菌で発症する?

みたいなことが書いてありました。

自分の場合は、ある日の就寝時に喉に違和感があり、

「あ、風邪かな?嫌だなー」

くらいにしか思っていなかったんです。

次の日に、いつものようにキッチンカーの出店から戻り

夜に仕事を終え、自宅で夕飯を食べていました。

その日は何事もなく過ごしていました。喉に違和感も無く昨晩の違和感も忘れていたのですが、

急に喉が痛くなり体も怠くなってしまい、ほぼ動けなくなってしまいました。

夕飯も飲み込む事もできずにお茶漬けを2時間近く時間をかけ、なんとか胃に食べ物を入れられました。

その頃にはもう喋る事もできないくらいにぐったりしてしまって、いつ眠ったのかも覚えていません。

喉の痛みは強くて、何も飲み込めず食べれず喋れずという状況でした。

今思えば意識も朦朧としていたかもしれません。あんまり覚えていないですからね。

翌朝、病院に行き点滴を打ってもらいました。

その最中も体はフラフラし、喋ることもできず。

そこのお医者さんが近くの総合病院に電話をし、そちらで即入院することになりました。

この急性喉頭蓋炎という病気は、重篤化してしまうと呼吸が停止してしまうこともあるらしいですね。

自分もそのちょっと手前までの状態だったと聞かされました。

この日は一度も唾液すら飲み込むこともできずに

入院して2日目までは痛みも引かずに声も出なかったです。

今このブログを書いているのは入院4日目の夕方。かなり元気になって声も出るようになってきました。

診察によるとかなり回復してきて、退院ももうすぐとのこと。

いやー良かった。ひとまず山は越えたってことですかね。

InstagramやFacebookなどのSNS、メールや電話でたくさんのご連絡を頂きました。

心からお礼を申し上げます。

(電話くれた方はちゃんと喋れなくてごめんなさい笑)

SNSでコメントをもらったり、連絡をくださった皆様の言葉がとても励みになりました。

励みの言葉だったり、気遣いの言葉だったり、笑かそうとしてくれる言葉だったり。

全ての言葉がとても尊く有難いものでした。

そんな言葉に順位が付くことはないのですが、

すごく心に刺さったコメントがあったので一つだけ紹介させてください。


「いつでも飲めると思っていた珈琲が飲めなくなったと思うと寂しい。どこかで観音崎珈琲を見かけるとほんわか気分でした。待ってるからゆっくり治してね。」


この言葉がとても重く感じました。

私は珈琲が好きで珈琲を生業にしているのですが、生業にしているからこそ

「もっと多くの方に〜」「もっと幅広くたくさんの人に〜」

っていう頭になっちゃうんです。

これは商売をされている方なら分かると思いますが、当たり前の事で、この頭がないといけないんです。

その考えからネガティブなマインドになってしまうことがよくあるんです。

でもそれよりも大事な事がこの言葉に詰まっているような気がするんです。

いつも近くに居て目を合わせている方たちに

「飲めなくなって寂しい」って言葉を頂けた時に

すごく心が軽くなりました

いつも出店を終えると、その日に来てくださったお客様とお話した事とかを考えたり、

その日に来てくださったお客様が観音崎珈琲を楽しんでもらえたかどうかを考えるんです。 

何杯売ったか、何人に売ったか、いくら売り上げたか、ではないんです。

その日に来てくださった方の心の中に観音崎珈琲が「どれだけ残ったか」

それを考えるんです。

このコメントを頂いた時に

観音崎珈琲を楽しみにしてくれている人がいるんだっていうのを改めて感じさせてもらってこの上ない嬉しい気持ちになりました。

これからも観音崎珈琲が誰かにとって

‘そこにあって当たり前’

‘安心する’

そんな存在になれるように

自分は自分と闘い続けます。

昨日の自分に負けないように。

そんな思いになれた入院生活でした。(まだ退院していない)

自分自身、入院というのが初めてでしたので

何をして過ごすのが良いのかを悩んでいたのですが

SNS上で結構面白い答えがあったりしたので、その辺はまた珈琲飲みながらお話ししましょうね笑

病気って本当にいつ自分に降りかかってくるかわからないものですね。

もう聞き飽きたであろう、この言葉を今回身をもって体験しました。

もう少しで帰ることができます。それまでもう少しだけ休憩させて頂きますね。

それではまた。

皆様と珈琲片手にお喋りできるのを楽しみにしております。